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Advantages of  Vacuum Forming

Vacuum Forming

​真空圧空成形

プラスチック真空成形用金型
連続真空成形

コストパフォーマンスから選ぶ

真空圧空成形の種類

真空成形は、加熱して柔らかくしたプラスチックシートを金型に密着させ、真空の力で形を作る加工方法です。食品トレーや工業部品、パッケージなど、幅広い製品に使われており、コストを抑えながら立体的な形状を素早く量産できるのが特長です。
 

プラスチック真空成形

01 単発真空成形

連続真空成形、単発真空成形とロットや用途に応じた成形法を選択いただけます。加熱し軟化させた枚葉シート(厚さ0.3~6mm)に金型や樹脂型を押しつけ、シートと型の間にある空気を吸引(真空状態)して人間の手で成形機に一枚ずつシートをセットする成形方法です。大きい面積の物で多品種少量生産も可能です。

02 連続真空成形

ロール状に巻いてあるプラスチックシート(厚さ0.2~1.5mm)を、加熱・成形・冷却・取り出し抜きの工程を一貫して行う自動成形方法です。トリミングもトムソンなどで打ち抜くことができ低コストで成形可能で大量生産向きです。

03 圧空成形

圧空成形は、真空成形よりも高い圧力で材料を金型に密着させることができるため、よりシャープな形状に成形できます。また、型形状の再現性の向上も期待できます。多品種少量生産に適し、射出成形に近い表面形状で製品のアンダーカットが作りやすく、製品肉厚のバランスにも優れており、複雑な形状の商品などさまざまなデザインに対応できます。

プラスチック真空成形

Single vacuum forming

単発真空成形のアドバンテージ

 

プラスチック板を加熱軟化させ型に密着させるシンプルで確実な成形

お客様の用途やロット数に応じて、「単発真空成形」と「連続真空成形」を使い分けた最適なご提案が可能です。単発真空成形は、厚さ0.3~6mmの枚葉シートを加熱し軟化させた後、金型または樹脂型に押し当て、シートと型の間の空気を吸引(真空状態)して成形を行う方法です。1枚ずつ人の手でシートを成形機にセットするため、大きな製品や多品種・少量生産にも柔軟に対応できます。試作や小ロットの製品、大型部品などにも適しており、高品質かつ安定した仕上がりを実現します。

✅ 少量・多品種に強い

 単発成形は、1枚ずつ加工するので、小ロットの生産や試作品、カスタム品に最適です。

 「1個だけ作りたい」「少し形を変えたい」といった要望にも柔軟に対応できます。


✅ コストを抑えた導入と運用
 大型の連続成形ラインと比べて設備がシンプルなため、初期導入コストや日常の運用コストが抑えられます。

 その分、製品にコストをかけられるため、品質に集中できます。


✅ 微調整しながらの成形が可能
 温度や真空圧、タイミングなどを1回ごとに細かく設定できるので、細部までこだわった成形が可能です。

 特に、模型・パーツ・ディスプレイ用途など、精度が求められる製品に最適です。


✅ 作業の確認・品質管理がしやすい
 1回ごとの成形なので、その都度仕上がりを確認しながら作業できるのもポイントです。

 ミスがあった場合もすぐに調整でき、品質を安定して保てます。


✅ 職人の技が活きる
 機械任せではなく、人の手による調整や判断が入るため、"いいモノをつくる"という想いがダイレクトに製品に表れます。

 大量生産にはない、温かみと個性ある仕上がりが魅力です。

【対応可能な製品例】
製品筐体やカバー・試作品・デザインモックアップ

パッケージ・トレイ・仕切り

立体文字や看板・装飾パネル

店舗ディスプレイ用装飾などオーダー品

プラスチック真空成形

ロールシートを連続成形処理できるため作業効率が高く大量生産に向き

Automatic vacuum forming

連続真空成形のアドバンテージ

 

連続真空成形機は、ロール状の熱可塑性プラスチックシートを加熱し金型に吸引(真空)して成形する自動成形機です。加熱 → 成形 → 冷却 → 取り出し → トリミングまでの工程を連続的に処理できるため、効率的でコストパフォーマンスに優れた成形方法です。

トリミングもトムソンなどで打ち抜くことができ低コストで成形可能で大量生産向きです。

✅ 高速・大量生産に対応
ロールシートを使って連続的に成形できるため、1時間あたり数千~数万個の生産が可能。
食品容器や工業用トレイなど、大量ロットの製品に最適です。

✅ 低コスト・省人化
型コストが比較的安価で、トリミングにはトムソン型による打ち抜きなどが使用可能。
作業の自動化により人件費も抑えられ、コストメリットが非常に高いです。

✅ 安定した品質と高い再現性
成形条件(温度・時間・真空圧など)を機械制御することで、毎回同じ品質の製品が安定して製造できます。
寸法精度や表面仕上げも均一で、精度を求められる工業用トレーやパッケージ製品にも対応可能です。

✅ 薄肉・軽量の製品成形が得意
厚さ0.2~1.5mm程度の薄いシート材に適しており、軽量で省資源な製品づくりが可能。
環境負荷の軽減にも貢献します。

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【対応可能な製品例】
食品容器(弁当トレー、カップ、フタ等)

電子部品・自動車部品用トレイ

医療用パッケージ

化粧品・雑貨などのブリスターパック

圧空成形

Pressure vacuum forming

圧空成形のアドバンテージ

 

圧空成形は、真空成形よりも高い圧力で材料を金型に密着させることができるため、よりシャープな形状に成形できます。また、型形状の再現性の向上も期待できます。多品種少量生産に適し、射出成形に近い表面形状で製品のアンダーカットが作りやすく、製品肉厚のバランスにも優れており、複雑な形状の商品などさまざまなデザインに対応できます。

高い圧力をかけることでエッジや凹凸形状までくっきり再現可能

✅ 初期コストが低い
 簡易金型でスタートできるため、射出成形よりも圧倒的に安価。試作や少量生産に最適。

 

✅ 短納期に対応
 金型製作も成形もスピーディー。急な案件にも柔軟に対応可能です。

 

✅ 大型パーツの製作が可能
 1メートル超のサイズでも成形でき、店舗什器や産業用部品にも対応できます。

 

✅ 軽量で強度が高い
 薄いシートでも設計次第で強度を確保。コストと性能を両立できます。

 

✅ 対応素材が豊富
 ABS、PET、PC、PVC など多種多様な樹脂に対応。用途に応じた素材選びが可能。

 

✅ 後加工がしやすい
 切断・穴あけ・印刷・塗装などが簡単に行え、デザインや機能に柔軟に対応できます。

 

✅ 環境にやさしい
 端材のリサイクルが可能で、廃棄物を削減。エコロジーにも配慮した製造が可能です。

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【対応可能な製品例】

店舗・ディスプレイ関連
産業用・工業用部品
医療・福祉機器の外装カバー
自動車・輸送関連
梱包・輸送用通い箱トレイ

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